僕が本気で育毛に取り組もうと思ったきっかけ「ハゲてる人ってなんか臭そう」

ハゲ

26歳 男性の体験談


僕はいわゆる若ハゲの部類に属します。高校の頃でもう(はっきり目立つほどじゃないにしろ)ハゲの症状を自覚していました。

修学旅行ではクラスメイトたちと一緒にお風呂に入る瞬間がとにかく憂鬱でした。お湯に浸かって髪が濡れることで、いつ自分の薄毛がバレやしないかとヒヤヒヤしていたものです。


幸い、高校在学中に僕のハゲが周囲にバレることはありませんでした。

しかし社会人になってからはそうもいきません。年齢と共に薄毛も進行したことで、周りに気付かれずに過ごすことはほぼ不可能となっていたのです。

僕が本気で育毛に取り組もうと思ったきっかけは、職場でのこんな経験が元でした。

僕は高校を卒業してからそのまま就職したので、普段は建築現場の土木作業員として働いています。

小さな会社ですが、これといった不満もなく、良い会社です。

しかしある時、作業の休憩中に上司からこんなことを言われたのです。

「おまえ、頭薄いのう。ちゃんとワカメ喰ってるか? 若いのに気の毒にの。50過ぎた俺よりハゲてるな」

傍で一緒に休憩していた他の同僚たちも便乗し、揃って僕を笑いものにしたんです。

そりゃ僕にだったプライドがありますから、笑いものにされていい気はしませんよ。でも半分諦めてるところもありました。

高校時代からハゲてると、もうそういう運命なんだと受け入れるしかありませんよ。人間は外見より中身、そう自分に言い聞かせて前向きに生きてきたんです。

だから同僚や上司にハゲをからかわれても、一緒になって笑っているだけでした。実際、気が小さく言い返せないのです。


そのようにして一日の作業が終わります。終業時には一旦事務所に全員で戻って、タイムカードを切ったり、部長に作業報告したりします。

散々重機を扱って疲弊した体。僕は肩を揉んだり首を回したりしつつ、防具のヘルメットを脱いで自分の机に置きました。

悲しいかな。ここでも僕のハゲが話題に上ってしまったんです。作業中からずっとヘルメットをかぶっていたために、僕の頭は蒸れてぺったんこになっていました。

残り少ない髪の毛が完全に存在感を失い、まるで抜け毛をセロテープかなにかで張り付けたようにペラペラになっていたのです。


そんな僕のみずぼらしい姿を見て、同僚が騒ぎ始めます。若ハゲだの薄いだのワカメ喰えだの。

ワカメで髪が生えるか! そんなのフサフサなやつが言いふらした都市伝説だよ!

と叫びたかったです。しかしそこでも僕は笑ってやり過ごしていました。ただこの話題が過ぎ去っていくことをじっと待っていたのです。

と、そこへ経理担当の若い女の子が作業員たちにお茶を運んできました。

実は僕は内心ちょっといいかもと思っていた女の子なのですが、ショックだったのは彼女も同じようにその誹謗中傷の輪に加わって、僕のハゲを笑っていたことなんです。


で、決定的だったのが、彼女のこんなセリフです。

「ハゲてる人ってなんか臭そう」

僕はその瞬間我慢の限界を迎えました。必死に保っていたものをあっさり手放すように、すべてに絶望して、心の底から悲しい気持ちにさせられたのです。


僕はその場で泣き崩れました。

自分の机の上で俯せて泣いてしまったのです。

二十歳を過ぎた立派な大人が、周りに大勢人がいる場で、脇目も振らず鳴き声を漏らして泣いてしまったのです。

あれには周りは本気で引いていましたね。でも仕方ないじゃないですか。淡い恋心を寄せていた女性に、そんなヒドイことを言われたらそりゃ僕じゃなくても泣きますよ。

その後彼女は「ハゲているから臭いんじゃなくて、蒸れたヘルメットが臭そうに見えただけ」と弁明していましたが、もう関係ありません。

僕がこれほどの醜態を晒してしまったあととなっては、もうどうでもいいのです。

しかし結果的にこの出来事がきっかけとなって、僕は育毛を始めることになりました。

もうこんな惨めな経験は二度としたくないですからね。



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